多頭飼育崩壊 ボランティア 30匹以上の猫を保護 東京 江戸川区

多頭飼育崩壊 ボランティア 30匹以上の猫を保護 東京 江戸川区


飼っている動物が増えすぎて適正に飼育できなくなってしまう「多頭飼育崩壊」。飼い主がいなくなった後動物の行き場がなくなり、東京 江戸川区ではボランティアが費用を負担して、30匹以上の猫の保護を続ける事態になっています。

ボランティアが費用を負担して保護しているのは30匹以上の猫で、東京 江戸川区の倉庫で面倒をみています。

これらの猫は50代の女性のアパートの部屋にいましたが、先月、家賃の滞納を理由に強制執行でアパートを出ることになったため、行き場がなくなりボランティアが救出しました。

部屋は悪臭を放ち、病気で衰弱したり、死んでいた猫もいました。

多頭飼育をめぐっては昨年度、全国の自治体に寄せられた苦情は少なくとも、およそ2000件にのぼっていますが、自治体は環境を改善するよう飼い主に勧告できても、飼い主が所有権を放棄しないかぎり、保護することは難しいのが実情です。

江戸川保健所の担当者は「1年以上かけて飼い主の説得にのぞんだが、本人が所有権を手放さず、法律が壁となって未然に事態を防げなかった」と話しています。

現在、ボランティアはインターネットなどで猫の譲渡先を探していますが、見通しは立たず、倉庫を借りる期限も今月末までにせまっていて、来月からは自宅で保護することにしています。

ボランティアの佐藤亜紀子さんは「ボランティア頼みでは、体力的にも経済的にも限界がある。社会でどう向き合うのか、仕組みを考えていかなければ破綻する」と話していました。

動物虐待の問題に詳しい細川敦史弁護士は「飼い主が所有権を手放さないケースがほとんどの一方、行政には強制権がない。また、強制執行が行われた場合、差し押さえの対象からも“価値がない”として、動物が外れてしまい行き先がなくなってしまう。司法や行政の関わり方について法律を整備していく必要がある」と話しています。



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